CLioNe’s 株diary

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胃カメラと大腸内視鏡検査をやってきたよ

真っ暗闇の中に七色に光る小さな花火のような物体があった。

あれはなんだろう?

 

「お薬入れますねー」

さっきの看護師さんが優しく耳元で囁く。

僕は頷いた。

 

胸のあたりでドクンと音がなる。

数秒経つと、何かに包み込まれるようなとろんとした感覚があった。

ああ、これが鎮静剤ね、気持ち良い。

 

そして、さっきの七色に光る花火が顔に近づいて来る。

そして鼻に入った。

麻酔をしてるからさほど痛くない。

その後、喉のあたりでもぞもぞという感覚。

もう胃にたどり着いたのだろうか?

 

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今回、初めて胃カメラをやるきっかけになったのは胃がんABC検診だった。

普通の健康診断のオプションになってたものだ。

費用は全額会社もちだし、まあいいやと思い受けたのだった。

このABC検診というものは血液をとるだけで簡単にできる胃がんリスク検診である。

(参考 https://www.marunouchi-c.org/dock/abc.html

受診後二週間経って送られてきた検査結果にはBという判定があった。

このBという判定は、胃にピロリ菌がいるというものである。

 

あの白い寄生虫野郎!僕は持っていたワイングラスを壁に投げつけた。

僕はピロリ菌をネットで検索し、こいつを絶対に殺してやると決意した。

なによりピロリ菌という名前に腹が立った。

 

そして、ピロリ菌発覚して3日後、評判の良さそうな胃腸科を受診したのだった。

 

「まずは胃カメラをやってピロリ菌以外に異常がないか確かめてからピロリ菌の除菌に移りましょう」

 

と、フェイスガードをしたまま先生は言った。

え?胃カメラ?やっぱりやるの?やらなきゃいけないの?

 

「大腸検査も一緒にやりますか?」

 

え?大腸もやるの?上からも下からもカメラ入れるの?えええええ。

 

数秒考えた後、僕は「お願いします」と言った。

 

僕の叔父は40代で大腸がんで死んでいる。

発見した時点で手遅れだった。

また、父も何度も便潜血検査で陽性になり、大腸ポリープを切除している。

要はそういう家系なのである。

そういったことを考えたとき、僕もそろそろやるべきではと判断したのだった。

 

胃カメラはやったことありますか?」と先生。

「初めてです」と僕。

「うちでは基本的に鼻から胃カメラを行いますがそれでいいですか?」

「はい」

「鎮静剤を使いますか?」

「はい!」

「大腸検査はやったことありますか?」

「はい、20年くらい前に一度」

「苦しかったですか?」

「はい、トラウマになっています」

「ははは」

(はははじゃねえよ)

 

いや、本当に思い出しただけで涙が出てくる20年前の大腸検査。

鎮静剤なし。

お腹が破裂するかのような痛み。

僕が痛いと言うと、「そんなに痛いはずないんですけどねー」と言ったあのクソ医者の言葉は今も覚えている。

素人ながら調べたが、昔はループ形成法という挿入法が一般的。多分20年前に受けたときはそれだったと思う。

今では無送気軸保持短縮法というのがあり痛みが少ない、らしい。

事前にその辺も調べて今回、この病院を選んだのである。

 

 

 

さて、検査前日。

amazonで買った検査食を食べる。

もぐもぐ。

酒も飲めないため、早めに寝る。

 

 

検査当日、昨日のこと。

朝9時から家で下剤2リットルを2時間かけて飲む。

ごくごく。

30分ぐらいするとトイレに行きたくなる。

レモン風味の変な水。

ああ、これがレモンサワーならいくらでも飲めるのに、とかアホらしいことを考えながら飲む。トイレに行く。飲む。トイレに行く。飲む。

そのうち便が尿のようになる。

こうなれば検査準備OKである。

病院へGO。

 

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さて、カメラが胃に到達したようである。

胃の中に空気を入れられるたび口からげっぷが出る。

ああ、そういえばネットで調べてた時に胃カメラ中は空気入れるって書いてあったっけ?

「げふっ」

これぐらいなら思ったよりきつくないかな、と目を閉じたまま考える。

しかし、鎮静剤使うと眠ったまま終わったとかうとうとしたまま終わったとかよく聞くけど、僕の場合は効いたのは最初だけだった。

 

これは後で調べたことだが、鎮静剤が効きにくい人には以下のような特徴があるらしい。

 

①普段からお酒を沢山飲んでいる、もしくはお酒に強い人

 ②抗不安薬うつ病の薬の薬を飲んでいる人

 ③痛み止めを普段からずっと飲んでいる人

 

あ、全部当てはまる・・・と思って思わず笑ってしまった。

 

 

さて、胃カメラは案外楽勝。

次は大腸検査。

怖いので看護師さんに「薬追加してもらえますか?」と涙目でお願いする。

看護師さんは「はい、いいですよ」と鎮静剤を追加する。

しかし、全然効かない。むしろ目が冴える。これならレキソタン5錠ぐらい飲んだほうが効くんじゃないの・・・

 

そして、穴があいたパンツをまさぐられ、肛門からカメラが挿入される。

「うっ」

やっぱり気持ち悪い。ぬるぬるした物体が肛門から上がってくる。

20年前にやったときの痛みを100とすると、45くらいだろうか。

でもやっぱり苦しい。

もう嫌、寝てしまおうと思ったけれど全然眠くない。

数分経ったころ、看護師さんが「もう一番奥まで来たのであとは戻すだけですよ」と教えてくれた。

それから何分くらい経過したのか。

便が出るような感覚があり、「ああ、漏らしたらやばいな」と思った。

「ああ、漏れるうううもうだめ」と思って何かが肛門から出たと思ったらそれはカメラだったらしい。ああ、なるほど・・・。

 

 

鎮静剤を使ったので1時間ぐらいリカバリールームで休む。

ぶっちゃけまったく鎮静剤効いてないような状態。早く帰りたい。

45分くらい経過したところで着替えて、診察待合室へ。

 

 

さて、今回の結果。

胃のピロリ菌は確定。

あと、胃にポリープ一個。一応組織検査。

大腸にポリープ一個、これは切除。一応組織検査。

あと食道に炎症あり。これも一応組織検査だそう。

 

組織検査の結果は二週間後とのこと。

多分大丈夫そうとのことだが不安ではある。

 

 

 

いずれにせよ、今回二つの検査を受けて良かったと思う。結果はどうであれ。

多分健康診断で胃がんABC検診をやらなければ胃カメラも大腸検査もやる気にはならなかっただろう。

いつかやらなければと思っていても、行動に移すのは難しい。

ちょっとお腹が痛い、お腹が張る、下痢をしやすい、胃がむかむかするetc.

こんな症状は多くの人が抱えていると思う。

「何かあったら受ければいいや」とつい思ってしまいがちだが、何かあってからでは手遅れになることもあるだろう。私の叔父ももっと早く検査を受けていれば40代という若さで命を落とすこともなかったのかもしれない。

 

 

おしまい

 

 

 

※実際的なことについて。

胃カメラ

口からやって二度とやりたくないって人が多いと聞くけど鼻からは楽です。

鼻に麻酔を入れる時がちょっと苦くて嫌だけど、それを除けば胃の中でもぞもぞされてるぐらいの感覚です。

 

・大腸カメラ

これもできるだけ病院のホームページなどで、軸保持短縮法とか痛みのない方法とかちゃんと書いてあるところを選んだほうがいいです。あと口コミも大事。

ある程度遠くても良い病院を選んだほうがいいです。絶対に。

 

あと、胃カメラも大腸カメラも鎮静剤は使ったほうがいいと思います。

帰りに運転ができないとか少し制約はあるものの、使えるなら使うべきだと思います。